イノシシによる被害は、畑などに侵入し農作物を荒らされる農作物被害と、イノシシに遭遇し襲われて怪我をする人身被害の二つに分けられます。町では、イノシシによる農作物被害が拡大傾向にあることから農家や猟友会、農協と協力し、捕獲・駆除作業をおこなっています。
・野菜くずの放置は、イノシシのエサとなりますので、撤去しましょう。
・農地周辺にラジオを設置し、人間の存在をアピールすることでイノシシは近寄りづらくなります。
※周辺に民家がある場合はラジオの音量や設置場所に十分ご配慮いただき、近隣住民の生活に支障がないようご注意ください。
・防護柵(電気柵、金網柵等)の設置と管理により被害を防止できます。
※電気柵に人が触れますと感電してしまう危険性もあることから、電気柵を見かけたら近づかず、電線には触れないようにしましょう。
もし、イノシシに遭遇しても刺激を与えず興奮させないようにし、距離をとり静かにその場を離れることが大切です。
※うり坊を見かけた場合も、近くに親のイノシシがいる可能性が高いので注意しましょう。
イノシシを含む野生動物は、鳥獣保護管理法の規定により、狩猟免許を持たない人がむやみに捕獲・駆除することはできません。捕獲をする際は、町が「鳥獣被害対策実施隊」(猟友会)に対して有害捕獲許可を承認することで、捕獲活動を実施します。
農作物等への被害が見られる場合には、町と猟友会がわなを使って捕獲・駆除(無料)しますので、わなの置き場所の提供に協力をお願いします。
農林水産課
Tel 0176-56-3111(代表)